tomatoaiu の Tech Blog

プログラミングやツールについてのまとめブログ

MacBookのSSD換装成功!数か月後……Unity起動しない⁉

Unityを使いたい

とある日、研究でUnityを使うことになった。

いつも通りMac Book Pro開いて起動する。このMacにはUnityをインストールしていなかったので、Unityの公式サイトをGoogle Chromeで検索しアクセス。

前にもUnityをダウンロードして利用していたおかげか、アクセスしたページからダウンロードのページまで恙無く辿りつく。 

ダウンロードのページを見ると、どうやらUnityのバージョンを指定しインストールすることができるUnityHubを使うみたいだ。なので、私もUnityHubを公式サイトからダウンロードしてインストール!

UnityHubを起動してみる。簡単なGUIで、Unityのバージョンを指定しインストールできるみたいだ。Unityの2018バージョンを指定する。次の選択肢として、Editorや各プラットフォームへのビルドサポートをインストールできるみたいで、Androidビルドサポートのみを選択する。

そこからはひたすら待つ。岩手県立大学の遅い無線回線を使っていたせいだ。あまりにもインストール時間が長いので、デスクトップのWindows PCでしばらく作業する。

Unity HubからUnityを起動したい

ようやくインストールが終わって遂にUnityを起動だ。プロジェクトを新規作成からのプロジェクト名とUnityのバージョン名を指定からの起動だ!

ようやくUnityを起動できるかと思うと嬉しくてたまらない。インストール時間が長すぎて余計に嬉しさ際立ってる感がある。

そーんなところに小さいWindowが現れる。

The project is on case sensitive file system. Case sensitive file systems are not supported at the moment. Please move the project folder to a case insensitive file system.

ん?英語だから分かんない。とりあえず訳してみる。助けてGoogle 翻訳先生!

プロジェクトは大文字と小文字を区別するファイルシステム上にあります。 現在、大文字と小文字を区別するファイルシステムはサポートされていません。 プロジェクトフォルダを大文字と小文字を区別しないファイルシステムに移動してください。

ん?日本語でもちょっと分からない。ふむ。プロジェクト名に大文字を入れてしまったのが原因?そんなことないだろと思いつつプロジェクト名を小文字にして作成。

The project is on case sensitive file system. Case sensitive file systems are not supported at the moment. Please move the project folder to a case insensitive file system.

またお前か。うーん。どうしたものか。プロジェクト名にハイフンを入れてしまったのが許されなかった?直してみる。無意味だった。アンダースコアに変えてみる。変わらずだめだった。うん。大人しくググろう。

エラー文を入力して検索してみる。原因は、ファイルシステムが大文字と小文字を区別すると動かないアプリがあって、その中の一つがUnityなんだね。

で、解決方法は?過去に躓いてそのことを記事にしてくださった先駆者様がみつかった。ようやく解決できそうだと思ってアクセスして解決方法を探す。あった。

HDDを大文字小文字を区別しない形式にフォーマットしなければいけません

ん?フォーマットをする…… 。そうか。

ここでふと数ヶ月前のことが頭をよぎる。

数ヶ月前

Mac Book の容量が足りないなぁ。128GBは辛い。そうだ!SSD換装できるのか試してみよう!!早速検索じゃー。2015年のMac Book Proはできそうだ。やったぜ!早速AmazonでSSDをポチろう。

数日後、SSDが届いた。すぐさまMac Bookを逆さまにしてSSDに付属していた星型対応ドライバーでネジを捻る。ぱかっと蓋を開けSSDを取り外す。新しいSSDに変える。蓋を閉める。ネジを閉める。そしてMac Bookを起動。

無事に起動した。嬉しい。はてさて何か表示されている。ほーん。なるほど。SSDをマウントしてパーティションを作成しないといけないのね。OK。

よく分からなかったので検索。Appleのサイトにやりたいことが書いてあった。これをやってけばいいのね。楽勝。

「フォーマット」ポップアップメニューをクリックして、ファイル・システム・フォーマットを選択します。

ファイル・システム・フォーマットってなんだ?リンクが貼られてるから見てみるか。うんうんなるほど。いろいろファイル・システム・フォーマットっていうのがあって選択しないといけないのね。

  • Apple File System(APFS)
  • Mac OS 拡張
  • MS-DOS(FAT)および ExFAT

まぁ、Apple File System(APFS)でいいよね。あれ? でもAPFSもいろいろあるぞ?

  • APFS
  • APFS(暗号化)
  • APFS(大文字/小文字を区別)
  • APFS(大文字/小文字を区別、暗号化)

なるほど、大文字と小文字を区別すると、同じ名前でも違うフォルダとして認識するのね。じゃあ、なんだか便利そうだから大文字/小文字を区別しよう。 せっかくだから、俺はAPFSボリューム • APFS(大文字/小文字を区別、暗号化)を選択するぜ! おまけに暗号化入りだ。

四苦八苦もせずにパーティションを作成できてフォーマットもできたし、さっそくMacを動かして見るぞ。

イヤッフー。無事に動いた。第3部完。

現実

あれ? まさかっ、てきとーに選んだあれのせい?あれがここでくる⁉️ ええええ⁉️ まじか……。フォーマットするの?しちゃうの?しなければならない?

ググる。パーティションを新しく作成する方法があるのか。Unityのためだけにパーティションを作成する?こちとらSSD256GBだぞ。もっと大きなサイズにすれば良かった。

結果

Unity起動成功
SSDフォーマット後、Unity起動成功

フォーマットした。全部入れ直した。

まとめ

てきとーにパーティションを作成すると痛い目をみるぞ。大文字と小文字を区別すると動かなくアプリが結構あるみたいだから注意。じゃないと貴重な時間を失って痛い目にあうぞ。

備考

この記事は、岩手県立大学 Advent Calendar 2019 の3日目です。

参考文献